仕事が続かないということについて
立ち上げたばかりのブログのしょっぱなから、しょっぺえ話をします。
私は今まで、大学卒業から数えて、それこそ10社ほどの会社を転々としてきました。
主に派遣から契約社員、たまにバイトなど。
3日で辞めたところもあります、いや、逃げたという方が正しいか。1ヶ月のところも。
(中には2年勤められた所もあったのだけれど、自分の体調の問題で辞退したところもあり。)
逃げた理由は色々だと思ってたけど、基本ひとつしかない。
「ひと・雰囲気がこわい」
これだけでした。いや、これだけじゃないけど、これが多分一番大きい。(そもそも、「こわい」ってなんだ。ここについてもいつか掘り下げていきたい)
なんてまあ耐性のない、だめだめな人間だと思われると思います。
どんなところにだって合わない人間はいるだろうし、100%不満のない場所なんてあるはずないのに。
私もそう思ったし、そのたびに「自分はなぜ普通の人が普通に乗り越えることができないんだろう」「本当に欠陥人間なんだ」と、辞めるたびに自信を失っていきました。
でも、続けることもできない。悪循環でした。
そして。現在。
一応、来月で1年半続いている職場です。
ここ数年では最長なのです。(レベルの低い話ですみません)
ではなぜ、3日で辞めずに続けられたのか。
ここで、
「実は〇〇で、意識の変革が起こり・・・」
「ついに私は、問題の根本を突き止めたのです!」
と続けられればいいんですが・・・
すみません、ありません。しょっぱくてすみません。
今の職場が1年半続けられている理由。
多分それは、「基本的に一人仕事であり、引継ぎ期間も緊張はしたが眩暈がするような恐ろしいシーンはなく、イヤホンをつけてテレビをつけていても何も言われないという特殊な環境」だからだろうと思います。(改めて書くと、本当にすごい職場だな)
つまり、1年半続いた自分も、3日で辞めた自分も、変わらないんです。
「今回は続いてすごいね!成長したね!」
なんていわれることはあっても、わたしが今回続けられているのは多分に
「この職場の環境が、『最初の自分』にとって耐えやすかっただけに過ぎない」のではないかな~と。
だから、もし世の中に、私のように悩んでいる人がいたら、そして「1年半も続くだけですごい!私はそれすらも続かない」という人がいたら、伝えたいのです。「本当に、運が良かっただけです」と。
入ったときの、雰囲気や環境が、自分にとって耐え難いものではなかっただけ。そして人それぞれ、耐性の閾値は違うし、耐えられる種類(人や雰囲気)は違うから。
理想はね、どんな場所に入っても「ガンガンいこうぜ!」で行けるような人になりたいですよ。でも、中々変われるもんじゃないっす。
だから、とにもかくにも3日で辞めたくない、と思っている人がいたら、ひたすら受けまくり、ダメなら逃げまくり、私のように「たまたま続けられる場所を見つける」、これしかないし、これを否定しなくていいんじゃないかなと思います。
・・・ここでこの文章を終えてもいいのですが。
どうやら、今の職場も、そう長くないことが分かりました・・・
単純に、業績不振やコンテンツの終了という問題で、部署自体が縮小・閉鎖の方向に向かっていることが薄々分かってきたからです。
しかし、わたしには、今ここでこの問題を改めて考えるべき時なんだなと思えたのです。
そう思うきっかけが、ここ数日の自分の身の回りで起こっているので、それもまたお話したいと思います。